ワタシのパニック障害

こちらのページでは、ワタシの経験したパニック障害について発症からの経緯を書いています。 最初にこちらをお読みください。

ワタシが初めてパニック発作を起こしたのは、2003年のはじめ頃、ムスメを妊娠中・8ヶ月のことでした。 ある日ワタシは、買い物へ出かけようといつも乗り馴れている地下鉄に乗りました。すると、ドアが閉まると同時に、とつぜん激しい動悸に襲われ、呼吸が早まって苦しくなり、手足がふるえて崩れ落ちていくような感覚に襲われました。...
不安を抱えつつも臨月になり、いよいよ分娩となりました。 「あの猛烈な不安がきたらどうしよう!?呼吸が変になったら…!?」と、猛烈に不安でしたが、あまりの陣痛の痛みに不安などふっとび、思考停止状態。 助産師さんたちのいうがままにおまかせしているうちに、自然分娩で、無事ムスメを出産しました。...
何をするのも怖い。外へも出られない。眠れない。なんだか現実感がなくてふわふわしている、いつもいつも不安な考えが浮かんでばかり… なんか、変だぞ??? と、うっすら思い始めました。 パソコンでワタシと似たような症状はないかと検索してみると、どうやらマタニティーブルーの症状と似ている。...
こうして、病院通いの日々が始まりました。 しかし、何の知識も持っていなかったワタシは、気持ちが落ち込むことや不安が薬で解消する…ということがどうにも信じられませんでした。 それに、母乳をあげていたので、薬なんか飲んで大丈夫???...
ワタシは、最初は広場恐怖が強くて、一人で外へ出るのが恐ろしくてたまりませんでした。 パニック発作が薬でほぼでなくなったころ、主治医に...
ところが…。 ワタシは本当の意味で、克服した訳ではなかったのです。薬も要らなくなり広場恐怖はなくなった…かに見えましたが、一人で遠出はしたことはなかったし、不安な場所は、無意識に回避していました。 治っていたかに見えて、実はヤツはずっと、ワタシの中に潜んでいたのです。表面上、ヤツを追っ払ったことにワタシは安心していたのです。...
こうして落ち着かない妊娠生活をへて、不安ながらも第二子を無事、出産しました。 (陣痛の間、ちょっと不安だったりしたので、お医者さんに許可を得て頓服薬を飲んだりしました)...
こども達もだんだん大きくなって、少しずつ手がかからなくなってきました。 保育園から帰ってきてからも、乳幼児期に比べるとだいぶ世話が楽になってきたので、仕事が空いた時はなるべく積極的に行動して、広場恐怖を克服しよう、とがんばっていたのですが。...
この頃、ワタシは本当に低迷していました… 以前は電車一駅なんてなんでもなかったのに、またまた怖くなってしまった…なんとか、しなきゃ!! と、焦っていました。 むやみやたらに焦らせるのも、ヤツの得意技。じっとしていればまた時とともに不安が薄れていく、ってこともあるのに、なんとかして、治さねば!!と、一つのことしか見えなくなってしまうのです。...

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